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【理系就活体験談】12月から大手内定までにした就活の進め方を徹底解説!

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皆さんこんにちは!

26卒の方は年明けに本選考が迫ってきて、焦りを感じている時期かなと思います。

筆者もM1の頃には研究室が忙しく、12月に右も左もわからない状態で就活を始めました笑

初めの頃はエントリーシート、WEBテストでインターンシップにも本選考にも落ちまくりでしたが、3月には無事日系大手の化学メーカーから内定を頂くことが出来ました。

そんな経験を活かして、12月から巻き返すためにTODOリストとスケジュールをまとめてみました!

これから就活に本腰を入れる方にも、今後何をすべきか迷っている方にも参考になる内容だと思うので、ぜひ目を通してみてくださいね!

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目次

はじめに

内定までのざっくりとしたスケジュールはこのようになります

①インターンシップ、本選考の締め切り確認 

②選考と選考対策を同時に進める 

③譲れない条件(勤務地や勤務条件の絞り込み 

④内定

時間に余裕がないため、「③選考と選考対策を同時に進める」ことがポイントです。
(就活を終えて自己分析が役に立ったと感じることが無かったため、自己分析は除いています。)

また、理系大学院生の就活では以下の4点の要素が採点されます

・エントリーシート

・研究概要書 A4 1枚 、A4 2枚

・WEBテストの点数

・面接

逆に言えばこの4つの要素の対策をするだけで、どんな会社にも内定をもらえるということです!

そのため、選考対策ではこの4つに絞り込んで対策を行います。

それではより細かいスケジュールとTODOについてみていきましょう。

①インターンシップ、本選考の締め切り確認 

TO DO 

〇募集中のインターンシップを調べる→〇10社以上エントリー

〇募集中の本選考を調べる→〇3社以上エントリー

あくまでも選考経験を積むためなので、受かっても入社しないな~という企業でも大丈夫です!

ただし、業界や職種ごとにエントリーシートの内容や研究概要書の有無、面接で聞かれることが変わってくるため、「何となくこの業界がいいな」「この職種がいいな」というものがあれば、それに合ったものを優先してマイページに登録、応募しましょう。

インターンシップを探すには「インターンシップガイド」さんが提供されているインターンシップ締め切りカレンダーを参考が参考になるかと思います。

URLはこちら↓
インターンシップガイド インターンシップ締め切りカレンダー

この中から何となく聞いたことある!という会社や自分の学科のや研究の分野に近いなと感じる会社をピックアップして、マイページに登録→インターンシップに応募という流れが一番早いかと思います。

この段階では勤務地や年収などでえり好みせず、気になる会社にどんどん応募しましょう。

とりあえず手始めに10社以上応募をして、選考経験を踏めるようにします。

また、この時期から「冬季選考」という名目で本選考の募集をかけている会社があります。

こちらも3社ほど応募をしておくことで、本選考の経験を積みましょう。

②選考と選考対策を同時に進める 

ここでは選考の4要素

エントリーシート、研究概要書、WEBテスト、面接

の対策について項目ごとに解説していきます!

(1).ES対策

TO DO

〇エントリーした企業のエントリーシートの内容を確認

〇「ONE CAREER」や「就活会議」を参考に過去の通過エントリーシートをから、通過しやすい文章の構成、アピールするべき強みを見つける

〇見つけた型に従って、自分の強みや経験を当てはめてオリジナルのエントリーシートを作り上げる

〇企業に提出し、通過するかどうかを確認

〇通過した場合には同じ設問には文章を使いまわす

〇通過しない場合にはエントリーシートの添削を受けたり、何度も自分で読み返すことで内容をブラッシュアップする

(私の活用していた無料の添削サイトについても下記でご紹介します!)

①では、様々な企業のインターンシップや本選考の締め切りを確認し、マイページに登録したかと思います!

マイページにはESのフォーマットが出ているはずです。

企業によってESの内容は異なりますが、意外と近い内容を記載することも多いです。

そこで、確認すべきこととして、

①どの企業のESを書くのが時間がかかりそうか

②ESの設問が類似しているものがあるか

この2点が重要です。

まず、〆切との兼ね合いも考えながら、時間がかかりそうな企業のESに着手していきましょう!

また、「ガクチカ」「研究概要」など、多くの企業で採用されている設問があるので、それは優先してフォーマットを作っておくとよいですね。

企業によって文字数が異なる場合がありますが、文章の肉付けや文字数を削るだけで使いまわせるため、早めに作っておくと後々楽になります!

よく聞かれる設問、企業独自の設問の両方に言えることですが、エントリーシートを書く際には

過去の就活生のESを参考にすること

が必ず重要になってきます。

何もない状態でいきなりESを書けと言われても正直難しいです。

そこで、「就活会議」「ONE CARRER」などの就活系サイトで該当企業の過去のESをいくつか確認し、まずは通過したエントリーシートの文章の構成とアピールしている強みを見つけましょう。
(この時にいいなと思った言い回しや、使用している人の多い表現もまとめておくと良いです。)

その中で自分と関連付けられる強みをピックアップし、真似しやすい文章構成に落とし込めば自分だけのエントリーシートの完成です!

添削に関して、私は「アカリク」の提供している「専門アドバイザーによる修飾個別相談会」を活用して、プロの方に依頼していました!

アカリクのURLはこちら↓
アカリク 新規登録・ログイン

予約が埋まり易く、希望の時間に枠をとることが難しいこともありましたが、無料で丁寧に添削を行っていただけるのでおすすめです。

自分とは違う視点でアドバイスを頂けるので、より魅力的なアピールポイントを設定したり、より読み手の視点に立った文章に仕上げることが出来ます。

(2).研究概要書対策

TO DO

〇研究室の先輩方の提出されていた研究概要書を確認

〇その中で真似しやすそうな型を見つける(A4 1枚、A4 2枚の2パターン)

〇型に沿って自分の研究内容を記載(A4 1枚、A4 2枚の2パターン)

ここまでの研究室生活で、学会や学内発表等に向けて一度は研究概要を書いたことがあると思います。

それを基に就活の研究概要書を作成していきましょう。

学会用の研究概要書と就活用の研究概要書で異なるのは、

読み手

です。

前者はいわゆる専門の人が見ますが、後者は文系の人も見る可能性があるということを覚えておきましょう。

したがって、就活用の研究概要書で大事なことは、

いかに平易な言葉で書くか

と言えます。

おそらく学会用の研究概要書には専門用語が盛りだくさんではないでしょうか?

それをできる限り、平易な言葉で置きかけて、専門用語が必要な時は前置きで補足説明をしながら書くことを意識しましょう。

図を使うことも大事ですね!(もちろん、指定枚数によっては厳しいこともありますが2個くらい入れると良いかと思います。)

また、企業によって、要求される枚数は基本的に1枚 or 2枚です。(ごくまれに3枚、4枚のこともあります)。

企業指定のものがない限りは使いまわすことが出来るので、この2パターンの研究概要書を早めに作成しておきましょう!

(3). Webテスト対策

TO DO

〇「史上最強 SPI&テストセンター 超実践問題集」の問題を1部解いて傾向を掴む

正直、この時期で優先度はそれほど高くはありません。

なぜなら、メーカー等では(一部の企業を除いて)8~9割といった高得点を取らなくても、通過するからです。

個人的には、このようなWebテストの結果はもちろん大事ですが、ESの内容の方が重要視されるのかなという印象です。

ただし、何も対策していないという状態では太刀打ちできないのがWebテストです。

Webテストとして、SPI、玉手箱、TG-WEBなど様々な種類があります。

各種のテストでどのような問題が出題されるのかは、参考書を購入してみておく必要があります。

筆者が活用していたのは、

「史上最強 SPI&テストセンター 超実践問題集」

でした。

非言語問題

1周目は各分野の後ろ5問を解きます。

解法がすぐ浮かばなければ問題番号に印をつけ、解説を読んでください。

時間をかけて悩む必要はありません。とにかく解き方を暗記しましょう。

2週目以降は解けなかった印のついている問題のみを再度解きなおします。

言語問題

言語問題では多量の暗記が求められます。

毎日、問題を解き、それに加えて暗記すべき単語がまとまっているセクションがあるので、その単語を覚えます。

覚え方は非言語問題と同じで、意味が分からなかったものに印をつけ、覚えたら印を消していくという方法をとります。

問題とその解き方の1対1対応を暗記しておくだけでも、本番での解きやすさがかなり変わります!

すべての問題を解く必要はないので、ここまでは頑張りましょう!

その後はテスト対策は参考書では行わずに、SPIの選考のある企業に応募し、実際のテストを受けて本番慣れをしていきます。(この間も言語問題の暗記には毎日触れるようにしましょう)

テストセンターの結果は使いまわしが出来る為、満足いく結果のものが取れたらその後はテスト対策はしません。

テストセンター高得点指標

〇言語分野

・長文問題が2題以上出題される

・長文問題で語句抜出問題が出題される(文字数制限無しの問題だとより高い点数の事が多い)

・長文問題でチェックボックス形式の問題が多い

・非言語の最初の問題が4タブ形式である

〇非言語分野

・4タブ形式の問題が多い

・推論の内容に関する問題が半数以上を占めている

・推論問題の形式がチェックボックスのものが多い

筆者は、

言語問題では

長文2題、抜き出し文字数指定有り、長文のチェックボックス問題が3台、非言語の初めの問題が4タブ

非言語問題では

推論の問題が6割程度、推論の形式は7割以上チェックボックス

の結果のものを使いまわしていました。(大手素材メーカー、大手総合化学メーカーに通りました)

筆者はSPIの対策をしていれば基本的にその他のWEBテストにも対応可能だと感じたため、他のテスト対策は別では行いませんでした。(玉手箱の選考のあった大手食品メーカー、大手素材メーカーに通りました)

(4). 面接対策

TO DO

技術面接

〇研究概要説明に使うパワーポイントを2-3枚で作成

〇研究概要を2-3分で話す練習をする

〇実際に研究室外の人に練習した研究概要を聞いてもらい、パッと理解できない内容がないか聞く

〇指摘を受けた個所を修正し、他の人に聞いてもらうを繰り返す

人物面接

〇自己紹介の作成

〇ONE CAREERや就活会議でよく聞かれている質問内容をピックアップ

〇それを基に、自分にその質問をされたらどう回答するかを考える

〇研究室の学生や専門家の方を頼りながら模擬面接を重ね、回答の精度をブラッシュアップする

〇逆質問を「中期経営計画」や「採用ホームページ」を参考にして5つ以上考えておく

面接の前に

〇清潔感のチェック

〇面接前に顔を軽く動かす

〇入室や退室時、言葉遣いのマナーを再確認

当然、選考を通過する上で大事になるのが面接です。

これを乗り切らなければ、内定を獲得することは難しくなります。

ただ、理系の面接対策でいいところは、

多くの二次面接で技術面接が採用されている

ということです。

技術面接

技術面接の流れは基本的にどの企業でも「研究概要説明→質問」と流れが決まっています。

研究概要説明はPowerpoint資料が大事になってくるので、今まで作成してきた資料を基に見やすい資料の作成を心掛けましょう。(私の場合はPPTの使用が禁止されていなければ、特に触れられていなくてもPPTを使用して説明して大丈夫なことが多かったです。)

特に、研究室内ではその専門知識について知っていて当然(前提)となっていることも、他の人は知らないということはよくあります。

出来れば、自身の研究室以外の人に研究概要を聞いてもらい、分からなかったところを指摘してもらっておくといいと思います。

また、よく聞かれる質問として

・自身がこの研究でどのようなところを工夫したか

・この研究を将来にどのように活かせるのか(実現可能性と実現までの課題)

があります。

特にこの2点は必ず考えておきましょう!

正直、技術面接はここまでの研究室生活でどれだけ研究に打ち込んできて、自身の研究についてどれだけ理解しているかに左右されます。

今までどのように研究を行ってきたのか思い出しながら、技術面接に臨みましょう

また、技術面接でも人物面接寄りの面接をされることもあります。

・自身の長所や短所はどこか

・研究室の他のメンバーや教授とはどのように関わっているか

・今までの研究をどのようにこの企業で活かしたいか

など、多くの企業で採用されている質問があるので、ネット等でどういった質問が聞かれやすいか調べて置き、対策しておくとよいです。

人物面接

人物面接ではESの深堀がメインとなるので、自身のESを読み込み、どのようなことが聞かれそうか想定して、回答を考えておくとやりやすくなると思います!

また自己紹介を始めに求められる企業が非常に多いです。

そのため、1分ほどの自己紹介を事前に作ってしまい、使いまわしましょう。

私は

初めまして○○大学大学院○○科○○学部〇年の○○と申します。

大学では○○を専攻し、特に○○に関する研究を行っています。

課外活動では○○部にて○〇という役職を務め、○〇(ガクチカの内容)を成し遂げました。

本日は私の○○という性格と、○○という特徴をお伝えできればと考えています。

よろしくお願いいたします。

という型に沿って自己紹介をしていました。

また、ガクチカでは

・なぜその課題に取り組んだのか(他の課題ではなく)

・具体的な目標数字(売り上げ○○%アップなど)はどのように設定したか

・どのように周囲の人(特に先輩などの目上の人)巻き込んだのか

・今だったらその課題に対してどのように対処するか

といった質問をされることが多かったです。

事前に聞かれそうな質問をONE CAREERや就活会議で調べてピックアップした後に、模擬面接や壁打ちなどでどんな深堀にも耐えられるよう対策しましょう。

また、私は「チアキャリア」というサイトの無料の面接対策相談会で専門的な方と模擬面接をしていました!

URLはこちら↓
チアキャリア

加えて、どの面接でも必ずあるのが

「逆質問」

です。

面接官に合わせて、技術系の人なら技術的なこと、人事や役員ならば企業についてのことなど、予め考えておく必要があります。(ここで企業への理解度を示すことで志望度が伝わります)

個人的には結構大事だと思うので、最低でも5問くらいは逆質問を考えておくとよいでしょう!

逆質問を考える際には企業の採用ホームページや中期経営計画を参考に

・どのような人材を求めているのか

・今後力を入れていく事業はどれか

・どのようなキャリアパスを歩むことが多いのか

を踏まえて質問を考えると良いかと思います。

最後に面接対策の最も大事な点を上げます。

それは「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうかです。

そのためにも

・清潔感(アホ毛はないか、ヒゲは丁寧に処理できているか、Yシャツに皺やほこりはないか)

・愛嬌(笑顔を絶やさない、リアクションは大きめにとる)

・礼儀(適切な言葉遣い、姿勢の良さやマナー)

この3要素は絶対に死守しましょう!

③譲れない条件の絞り込み

様々な企業の選考を進めていくと、選考過程でその企業について調べる中で、

「この企業は魅力的だな」とか「この企業はあまり行きたくないな」

など感じるはずです。

特に、選考過程の面接官の雰囲気でも行きたくなくなることもあるので、その点も加味するとやはり最初はいろいろな企業を受けておくのが良いです。

自分が大事にすることとして、

「勤務地」・「残業」・「企業の雰囲気」

等、各々あると思います。

それを中心にして、選考過程で感じたことや逆質問で聞いたことも踏まえながら、企業を絞り込んでいきましょう!

④内定

ここまで来れば、自ずと自分の希望する条件の会社から内定がもらえるかなと思います!

複数の企業から内定を貰いどの会社にすべきか悩む場合には、企業の内部からの評価が確認できるOpen Work

や、実際にその企業で働いている社員さんにOB、OG訪問が出来るビズリーチキャンパスが役に立つかと思います!

Open WorkのURLはこちら↓
https://www.openwork.jp/

ビズリーチキャンパスのURLはこちら↓
https://br-campus.jp/

また、沢山の時間をかけて行った選考対策や、面接経験を投稿して今後の学生に活かしてもらいながら、自分自身はお金を稼ぐことが出来るサイトもあります!

その中でもタイパ・コスパの良いサイトをランキング形式でまとめた記事もありますので、ご活用ください!

最後に

いかがでしたか?

今回は、12月から巻き返すためのTO DOを項目ごとにまとめてみました!

今からでも1つ1つ着実にこなしていくことで、納得のできる内定を取ることは十分に可能だと思います。

そのためにも気を抜かずに頑張りましょう!

それでは今回もお付き合いいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

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