【化学科首席卒業】大学首席はどうやってわかる?メリットやGPAは?

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突然ですが、

大学を首席卒業ってどうやってわかるの?

首席卒業に必要なGPAの目安やメリットを知りたい!

そんなあなたもこれを見れば、首席卒業を目指すうえですべきことやメリットが分かります!

この記事では、実際に国公立大学の化学科を首席卒業した筆者が経験を交えて、ご紹介していきます!

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目次

首席卒業はどうやってわかるの?

結論から言うと、私の大学では1位の人は卒業式で表彰されます!

実際に、卒業式で表彰していただいたため、自分が首席卒業をしたということを知りました。

私の大学では賞状を頂けるということで、誰が首席なのかがはっきりとわかります。

ただし、大学によっても結構異なるようです。

そもそも一口に『首席卒業』と言っても、学年単位学部単位かはたまた学科単位なのか、いろいろありますからね。

私は、大体100人くらいが所属している『化学科』という学科単位での首席卒業でした。

個人的には、学科ごとに先生も科目も全く異なるので、学科単位で首席卒業を選定するのが最も無難なのかなと考えています。

成績のとりやすさも学科や教授によってだいぶ変わりますし。

ただ、そこは大学次第ではあるので、あくまで私の大学では学科で1位の人は表彰されたと考えてください!

首席卒業に必要なGPAは?

私が卒業した時のGPAは3.70でした。

これを『高い』と思うか、『首席卒業でもそんなもんか』と思うかは人によって結構違うのではないでしょうか?

これは大学によってGPAがかなり違うことによります。

なぜなら、成績のつけ方は教授によっても本当にめちゃくちゃ変わるからです。

そもそも、相対評価で成績をつける教授もいれば、絶対評価で成績をつける教授もいるからです。

なので一概に『首席卒業に必要なGPAはこう!』といえるものではありません。

しかし、個人的には首席卒業するにはGPAが少なくとも3.5くらいは必要ではないかなと考えています。

なので、

『履修する科目の半分以上S(秀)評価を取り、厳しそうな科目はA(優)評価』

という方針で勉強を頑張っていくといいでしょう!

首席を目指すにはどうすればいい?

過去問を徹底的に活用

こちらの記事でも書きましたが、首席を目指すには過去問の存在が非常に重要です!

なぜなら、過去問があれば効率よく勉強を進められるからです。

正直、全科目に対してS評価を目指して1から勉強するというのはどうしても時間がかかります。

それだけ、大学の勉強は一筋縄ではいかないということですね。

一方、過去問があればどこを重点的に勉強すればよいか当たりをつけて勉強し、コスパよく高評価を狙えます。

過去問を見て、

・毎年類似した問題が出題される…過去問をメインに。時間はあまりかけずにS評価を狙う。

・毎年異なる問題が出題される…教科書や資料をメインにかつ時間をかけて勉強。場合によっては、A評価でも可。

など、判断していくとよいでしょう!

サークルに入っておく

さっきの過去問の話とつながってきますが、過去問をゲットするにはやはりサークルに入るのが最も手っ取り早いです。

特にサークルに同じ学科の先輩が現役でいれば、その人から情報を得ることが出来るので効率よく高評価を狙いに行けます。

また、後のメリットのところでも述べますが、サークルに入っておくと就活でも役立ちます(バイトで協調性を語るのでももちろん良いですが)。

『首席卒業』+『サークル協調性』

は大きな武器になりますよ!

首席卒業を目指すためにも、就活で無双するためにもぜひサークルに入っておくことをおすすめします!

授業を多く履修し、一部は切る

最初にいっておくと、私は大体の科目は履修していました。

首席を取りに行くような勉強熱心な方なら、たくさん履修するという方がほとんどなのではないでしょうか?

沢山履修しておくといいこともあります

それは、

・GPTが上がること

・1つ評価が悪い科目をとっても、GPAへの影響が小さくなること

です。

まず、GPTはGPAに単位数をかけたものですが、このGPTが評価対象になることも大学によってはあります。

なぜなら、最低限履修して高評価を取った人と様々な科目を履修して高評価を取った人ならば、後者の方がより評価されるべきだと考えられるからです。

また、科目によっては苦手だったり、教授が非常に厳しかったりで、どうしても良い評価を取れないという科目もあるでしょう。

そういう場合、たとえその1科目があまり良くない評価だとしても、沢山履修しておけば全体のGPAへの影響は小さくなります。

よって、個人的には(学費に対するコスパも考えても)様々な科目を履修することをお勧めします。

ただ、予め高評価が取るのは無理だなという科目があれば、(必修でなければ)その授業の履修を辞めてもありだと思います!

首席卒業の達成には、時には取捨選択も大事ですよ!

首席卒業のメリットは?

就活で役立つ

個人的に、首席卒業の1番大きなメリットはこれではないかなと思います。

なにしろ、『首席卒業』って自己PRに書いておくと印象に残りやすいです!

これをエントリーシートに書いておくと、面接では必ず聞いていただけます。

また、『努力ができる』という印象を相手に伝えることが出来るので、相手に好印象をもっていただけます!

もちろん、自己PRは首席卒業というだけだと、

『学生時代は勉強だけしていたのかな?』

と見られてしまう可能性があるので、もう1つ自己PRを持っていると激強です。

一般的なのは、サークルやバイトの話が選択肢として挙げられますね。

『協調性』があることを他の自己PRで補いましょう!

ちなみに、私は吹奏楽サークルに所属していたので、そちらを自己PRしていました。

一般的な自己PRにプラスで『首席卒業』という武器があると、結構就活では無双できるはずです!

実際に、私は大手メーカーへの内定が決まり、就活に関しては非常に満足しています。

なので、就活において『首席卒業』は大きなメリットとなるので、ぜひ目指してほしいと思います!

自身が好きな研究室に入れる

研究室選びはたいてい成績順です。

これは、どこの大学でもあまり変わらないんじゃないかな?と考えています。

なぜなら、これが最も公平な研究室の決め方だからです。

首席であれば、当然最初に入りたい研究室を選ぶことが出来ます

研究室生活は修士課程ならば3年間、博士課程まで進むならばそれ以上続きます。

皆さんも大学生活をする中で、

この教授はなんとなく好きだなぁ

○○研究室はブラックらしい

というのを感じたり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?

皆さん、ブラック研究室には入りたくないですよね?

つまり、この研究室選びは非常に重要です!

なので、『首席になることで自分が好きな研究室を選べる』というのは大きなメリットと言えるでしょう!

お金を貰える

首席卒業をすることで、大学によってはお金を貰えます!

実際に、私は10万のお金をいただきました!

やっぱり、お金って大事ですよね(笑)

大学によっても異なると思いますが、首席の人に対してお金を給付するという大学は意外と多いと思います。

ぜひ、大学のホームページや入学当時にもらった資料を確認してみて、お金をいただけたり、学費が安くなったりするかどうか確認してみてください。

首席になるとこんな特典があるんだ!?

という意外な発見があるかもしれません!

やはりお金はモチベーションになるので、これも首席卒業の大きなメリットと言えるでしょう!

最後に

いかがでしたか?

今回は、『首席卒業をするために必要なことやメリット』についてまとめてきました。

首席卒業を目指すのはとても大変です。

ですが、それを達成した時のメリットは非常に大きいので、勉強を頑張ってみてください!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

国立大学の化学科を首席で卒業!
現在は大学院で有機化学を専攻中です。
自身の経験を基に、勉強法や院試過去問解説などをしています!
詳しくはこちらのXから
https://x.com/percussion_lab

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